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パーマの薬剤についてのお話

パーマの薬剤についてのお話

パーマの薬剤についてのお話

パーマ剤を使用する目的は髪にウェーブを作ったり、ストレートにしたりして、その状態を保つことです。大きく分けると2つの種類があり、髪にウェーブをつけるパーマネントウェーブ剤、くせ毛やウェーブを伸ばすストレートパーマ(縮毛矯正)剤です。パーマ剤の効能や品質規格は薬事法で定められ、還元・酸化の化学反応を利用することから、安全性を確保するため、医薬部外品になります。最近は安全性が高いカーリング剤があり、コスメパーマと呼ばれ、化粧品登録をされたパーマ剤になります。


毛髪の結合とパーマ剤の関係

毛髪の結合とパーマ剤の関係

毛髪の結合とパーマ剤の関係
毛髪には4つの結合があり、アミノ酸の基本的結合であるペプチド結合、システイン2分子が結合するS-S結合、マイナスイオンとプラスイオンが結合するイオン結合、水に濡れると切断し、乾かすと再結合する水素結合です。4つの結合のうち水素結合、イオン結合、S-S結合を切断し、髪を軟化させるのがパーマ1剤(還元剤)の役目です。パーマ2剤(酸化剤)でS-S結合を元に戻し、ドライヤーで乾かすと水素結合とイオン結合が元に戻せます。ウェーブを固定するには3つの結合がきちんと元に戻ることが大切で、再結合できないとウェーブが取れやすく、水分量が低下し、髪の保護が弱くなります。

パーマネントウェーブ剤

パーマネントウェーブ剤

化学反応を利用して人工的にウェーブを作る美容技術で使用される薬剤です。コテやヘアーアイロンで作るウェーブは、髪を濡らすと取れてしまうので一時的なセットスタイリングになります。パーマネントウェーブ剤の有効成分はチオグリコール酸塩類とシステイン類の主に2つです。パーマ技術によりコールド式と加温式があり、加温式の方がしっかりウェーブを作ることができますが、髪が傷みやすいというデメリットがあります。髪の傷みが気になる方のために、加温式とコールド式の中間の施術方法もあります。

ストレートパーマ(縮毛矯正)剤

ストレートパーマ(縮毛矯正)剤

化学反応を利用してクセ毛やウェーブを伸ばし、ストレート状態にする美容技術で使用される薬剤です。縮毛矯正とストレートパーマに使用する薬剤は強さの違いはあっても、基本的な違いはないとされます。ストレートパーマ剤の有効成分はチオグリコール酸で、室温で使用するコールド式と、60℃以下で加熱する加温式があります。髪をストレートに伸ばす際にアイロンを使用できないタイプがあるので、コールド式・加温式それぞれアイロン使用可・不可の4つのタイプがあります。

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