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パーマとカラーを一緒にしても良い?

パーマとカラーを一緒にしても良い?

パーマとカラーを一緒にしても良い?

パーマとカラーを一緒にしても良い?
一般的なパーマとカラーリングを同時に行うことは、薬事法で禁止されています。パーマ剤もカラーリング剤も主流は医薬部外品で、医薬部外品同士の組み合わせはできないことになっています。コスメパーマにするなど、どちらかが化粧品登録されていれば、薬事法上は問題ありません。ただ、同時に行うとヘアカラーは褪色してしまうので時期をずらした方が良いです。一般的にはパーマでヘアスタイルを作ってカラーリングすることが多く、パーマをかけた後は髪が傷みやすいので、一週間以上空けるようにします。

パーマ剤でヘアカラーが色落ちする理由

パーマ剤でヘアカラーが色落ちする理由

パーマ剤でヘアカラーが色落ちする理由
パーマ1剤の還元作用とヘアカラーの発色の原理が関係しています。ヘアカラーも1剤と2剤があり、1剤の酸化染料と2剤の過酸化水素が化学反応を起こし、酸化重合により発色します。酸化作用によって発色しているのに、パーマ1剤の酸化作用と反対の還元作用が加わると、酸化重合している染料の結合を切断し、染料の粒子が小さくなって外に溶け出します。パーマ1剤にはアルカリ作用もあり、毛髪が膨張して髪を保護するキューティクルが開くので余計に染料が溶けだし、ヘアカラーが色落ちします。

パーマ剤で色落ちしやすいカラー

パーマ剤で色落ちしやすいカラー


ヘアカラー剤の酸化染料は3つのタイプの組み合わせで色味が作られ、直接染料、中間体、カプラーがあります。染料が酸化重合した時の粒子の大きさや毛髪内部への浸透性によって色落ちに大きく影響します。直接染料は赤や黄など暖色系で小さな粒子そのままで発色するので酸化重合せず、パーマ剤による色落ちは少ないです。中間体はベースとなる染料で酸化重合により粒子が大きくなって発色し、カプラーは中間体と結合して発色します。カプラーの違いで様々な色味ができますが、中間体とカプラーはパーマ剤で色落ちしやすいです。

パーマ剤でのヘアカラーの色落ちを防ぐために

パーマ剤でのヘアカラーの色落ちを防ぐために

パーマ剤でのヘアカラーの色落ちを防ぐために
カラーリングした髪にパーマをかけても、かかり具合やカールの持ち具合に影響はありませんが、ヘアカラーは色落ちします。パーマをかけてからカラーリングをするのが手順です。また、パーマ1剤のpH度が高い方がヘアカラーの色落ちや変色が少ないです。これはパーマ1剤のpH度がヘアカラー剤のpH度(9.5以上のアルカリカラー)に近づくので、発色への影響が少なくなり安定するためです。パーマ2剤は過酸化水素系が強い方が、パーマ1剤で還元されてしまった染料を再び発色させる効果があります。

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